“リアル”を届けるために。アックス全員で取り組んだ「カルチャーブック」制作

採用後に社員の定着率を上げることが重要視されるようになった2019年現在、スキルや事業内容で選別するのではなく、その企業文化にフィットできそうか、求職者にもジャッジしてもらうことが必要となります。そんな中、アックスコンサルティングでは独自に「カルチャーブック」を製作しました。その経緯をご紹介します。

私たちが伝えたいのは、アックスコンサルティングの“カルチャー”

▲こちらは初代カルチャーブック、2018年度版

私たちアックスコンサルティング(以下、アックス)は、会社のことをより深く理解してもらうために、「カルチャーブック」をつくりました。

そもそもカルチャーブックとは何なのか──。

カルチャーブックは名前の通り、会社の“文化を伝える”ためのパンフレットのことです。通常多くの会社で配られるパンフレットのほとんどは“会社案内”がメイン。沿革や事業案内、部門紹介、福利厚生、イベントなど……。アックスでも、以前は求職者の方向けに会社案内パンフレットを渡していました。

しかし、新入社員に入社後アンケートを取ったところ、

「実際に仕事してみないと、わからないことが本当に多い」
「社内イベントが多いとは聞いていたが、イベントの雰囲気は出るまでわからなかった」

という「わからないことが多い」というのが本音だったのです。それどころか、すでに何年も働いている社員からも、

「スキルが高くても、同じ価値観や考え方でない人だと仕事もうまく進まない」
「大きな船に一緒に乗って同じ方向を見て成長したい」

という声があがってきました。

このままではいけない、と感じました。会社のやっていること、向いている方向をわかりやすい形で共有できるようにしなければ──そんな想いから、人材開発と編集部のメンバーがプロジェクトを発足させました。そのプロジェクトこそがカルチャーブックの作成だったのです。

負のループを抜け出す鍵は「カルチャーフィット」

▲ラフもイチからつくります

「アックスってどんな人がいる会社なんだろう?」
「どんな考え方を大切にして、30年以上成長を続けてきたのだろう?」

そんな疑問に答えられるような、アックスのカルチャーを徹底的に紹介するパンフレットをつくることが、今回の目標でした。

ですが、実はカルチャーブックの制作プロジェクトは、今回で2回目。1回目は昨年2018年に行いました。そのころから課題感は抱かれ続けていたのです。

その当時、アックスは事業拡大のため、新卒・中途に関わらず、例年より多くの社員を採用していました。しかし、この時期に入社したけれど、早々に退職した社員は少なからず存在。退職の理由のほとんどが、「アックスになじめなかった」というものでした。「人が足りない!」という焦りばかりが先行していたのです。

このままでは負のループに入ると考え、代表を含め役員や幹部社員、人事で話し合いがなされました。その結論は、“何をやるか(職種や業種)よりも、誰とやるか(社員や社風)の方が大切なのではないか”ということ。生産性が高く、かつ楽しく働いてもらうためには、“カルチャーフィットこそが重要”だ──という気づきがありました。

現職社員に「あなたはなぜ、アックスを選びましたか?」というアンケートを実施したことがありました。結果はダントツ1位で「人」という答え。

「面接で会った社員がすごくいい人だったから、自分もそうなりたいと思った」
「職種だけで考えていたが、どんな人と働くかは大事だと気づいた」

社員は仲間との関わりを通して、毎日自分の成長を感じられる会社だと気づいている。それこそがアックスの魅力であり強みなのだと、自覚しました。

そんな魅力、強みを伝えたいという想いから1回目の挑戦を経て、2回目のカルチャーブック作成プロジェクトがスタートしたのです。

アックスを知ってもらうために──

▲素材写真の撮影中の一コマ 

プロジェクトが始まると、アックスを知ってもらうために、伝えたいメッセージづくりが人事部と編集部の間で行われました。

「そもそも、アックスの良さってなんだろう?」
「その良さを伝えるためには、どんな写真や言葉がいいのかな?」
「視覚でアックスの魅力を伝えたい!」

話し合いの中で、さまざまなアイデアが出ました。その中でとくに人事部と編集部が力を入れようと決めたことが、“アックスのリアルを感じてもらう”こと。

リアルなアックスを知った上で、「こんな会社で働いてみたい!」と思ってもらうことを、このプロジェクトの最大のゴールにしたい──。

プロジェクトの方向性が定まった瞬間でした。そして求職者・学生はどんな内容が知りたいかを考え、目次の作成に着手しました。目次が作成できたら、それをもとに、どんな風に視覚的に見せるかラフに落とし込みます。アックスのリアルを感じてもらうにはどうしたらいいのか。見せ方もとても大事です。

そうした視点から突き詰めた結果、「フリー素材の写真やイラストは一切使わずモデルは全部社員がやる」「アンケートに関するコメントは社員に実際インタビューした言葉を使う」という具体的な手法が決まりました。

これからも、愛される会社を目指して

▲完成した現物がこちら

そうして、実際にカルチャーブックの製作に入っていきます。

撮影はカメラ好きな社員に依頼をし、社内で1日かけて決行。人事はキャスティングとポーズ指導を行いました。当日はまるで雑誌のグラビア撮影のように、

「かわいいね!!」
「そのポーズかっこいい!このページで使おう!」
と、和気あいあいと進みました。

アンケートも全社員に依頼。アンケート結果の中には、人事が見て「載せてもいいかな?」と悩んだものも。しかし、リアルを追求するということはそういった点も包み隠さずに見せることだという結論に至りました。良いことも良くないことも、リアルな声を反映することが、よりアックスを感じてもらうことにつながるのですから。

そんなアックス社員の想いが詰まった2020年バージョン。主だって作成に携わっていたのは編集部と人事部ですが、撮影や文章作成のためのアンケートには全社員が協力しました。

アックス全員で、“アックスのリアルを表現した本”をつくり上げたという事実は、それだけで価値があります。加えてその内容も、カルチャーブックを見た求職者や学生が、ワクワクするような内容であると自負しています。アックスの文化や社員が大好きという気持ちが伝わると嬉しいですね。

アックスは、周囲の人との相乗効果で自分の成長を感じられる文化があります。 カルチャーブックを通してそのようなアックスの文化や、業界や職種を越え、カルチャーフィットを主軸とした就職・転職活動の大切さを感じてもらえたなら──。

しかし、カルチャーブックを完成させただけでは安心できません。常にその文化やマインドを継承し続けることが求められていくでしょうから。アックスはこれからもカルチャーフィットを軸として、社員に愛される会社を目指して走り続けます。

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