27万人の会社から100名の会社に。「普通からの脱却」を目指し、決断した働き方

大手電機メーカーから100人規模のデジタル広告代理店であるD2C Rに転職した三上拓哉。幼少期から人とは違うことがしたいと切に思っていた三上。自分の想いに対して率直であることを大切に、自分の意思で働くことを決めた彼の価値観をご紹介します。

一目置かれる存在へ。人とは違ったことをしたかった

▲家族との1枚(右から2番目)

2019年、第二新卒としてD2C Rに入社した三上拓哉(みかみたくや)。彼は幼少期から、人と違ったことをするのに重きを置いていたといいます。

三上 「幼少期は変わったことをして人目を引こうとしていました。人前に立って笑いを取ろうとしたり、クラスでグループをつくってその先頭に立ち、存在感を出そうとしたり」

人とは違い、少しでも異彩を放った存在でありたいと思うに至った原点を、三上はこう振り返ります。

三上 「兄と妹がいるのですが、兄弟でも間(あいだ)の存在だったことが影響しているかもしれません。一番上でも下でもなかったことで、どっちつかずであることにコンプレックスを感じ、個性を発揮することへ無意識に憧憬を抱くようになっていたと思います」

そうして「人とは違うこと」に挑戦し続けた三上。高校では、創立約100年間で東大・京大などの国内トップクラスの大学の合格者が1、2人程度しかいない中、そのような難関大学合格を目指します。

三上 「普通の人で終わるのが嫌だったんですよね。とくに部活で目立った成果を残すわけでもなく、地元の小学、中学、そして高校と普通の人生を歩んでいて。自分はこのまま普通の人と変わらない人生を歩んでいくんだと考えていました。でも、それが嫌で。何か大きなことを成し遂げたいと思ったんです。


その想いを大学受験に向けたきっかけは、中学時代にはまった戦略ゲームでした。戦術を考え、勝つための方法を見つけるのが好きだったので、それって受験勉強に似ているんじゃないかなと思って。こうして、自分の長所を生かして普通の人からの脱却を目指しました」


そこから猛勉強を続け、現役で志望校に合格。晴れて人と違うことを成し遂げた三上ですが、大学進学と同時に違和感を抱き始めます。

三上 「組織に所属し、その先頭に立つことで人と違う経験ができると考え、大学ではサークルの代表も経験しました。その他にもいろんなことに挑戦しましたが、挑戦すればするほど、自分が普通の存在だと感じることが多くなっていきました。


周りに優秀な人たちがたくさんいて、自分が飛び抜けていない存在なんだと、考えれば考えるほど実感していたことを覚えています。それによって、自信をなくしていったんです。それが就職活動にも影響を及ぼしていたんだと、今振り返ると思いますね」


普通を歩むしかなかった就職活動

▲大学生当時

就職活動では「人と違うことをする」という自身の価値観とは異なる行動をとっていました。

三上 「大手であり、激務ではないと思われる企業を軸に就職活動をしていました。自分が飛び抜けた存在ではないと認識していたので、ある程度の社会的ステータスが持てる大手企業であることが大事でしたね。また、働くことに対してネガティブだったので、自分の時間がつぶれないような企業を選んでいました。とくにやりたいことはなかったのですが、長い目で見て、余った時間をやりたいことに費やそうと、ぼんやり考えていて。


キャリアプランもとくに意識していることはなくて、大企業に入って、そのままエスカレーター式に出世していければいいなぐらいで考えていました。 今思うと、当時の考えはだいぶ浅かったなと感じています」


そのまま、大手電機メーカーからの内定通知を受け取り承諾。安堵の気持ちと並走するように、やはり「どこかで巻き返したい」「普通で終わりたくない」という想いがあったといいます。

三上 「就職活動終了後、『何かしたいな』という想いがあって、いろいろと模索していました。就職活動を経て、自身のキャリアについて深く考えていなかったことに気づき、その反省から就職活動やキャリアに関わるイベントを主催する会社でのインターン・アルバイトを、複数社で経験しました。


それが、あらためて自分のキャリア観を振り返るきっかけになりましたね。そういったイベントなどの運営はベンチャー企業がやっていました。そこで働く方々は『自分がやりたいこと』『自分の特徴を生かせる仕事』をしてスキルを身につけていて、人生を楽しんでるなと感じ、そんな働き方に憧れを抱くようになりました」


その時期に、大学の交友関係以外でいろんな社会人の方の考え、働き方に触れていきます。そして、自身の価値観を再認識し、就職活動に対しての煮え切らない感覚を抱きながら、社会人生活に突入していきました。

“モヤモヤ”を真正面から受け止め、気づいた自分の意思

▲前職当時

就職後、想像していた通りの煮え切らないモヤモヤが三上の前に現れます。

三上 「就職してからは電子部品の海外営業をしていました。配属希望とは違う環境で、当時の仕事にはあまり興味を感じられなかったことを覚えています。就職活動自体は自分で選んだ決断でしたが、やはりどこか違うなと感じていましたね」

そんな違和感を抱えながら、毎日を過ごしていく中で心の奥底に眠っていた三上の価値観である、「人と違うことがしたい」という想いがフツフツと湧き上がっていきました。

三上 「モヤモヤを毎日感じていて。大きなきっかけとなるイベントがあったというよりは、入社前、入社後、配属後と、徐々に大きくなるような感じでした。そこで大学受験の成功体験と就職活動後のインターンを思い出し、『自分がやりたい仕事』『自分の特徴を生かせる仕事』を選んで、力を注ぎたいと考えるようになりました。


転職は別に悪いことだと思わないですね。やりたいことは数年スパンで変わっていき、それに応じて職を変えることで、最もパフォーマンス高く働けることができると考えていたので。それも、大きなきっかけなくして自分を転職に動かした一因だと思います」


もともとこれと決めたら、その一点に集中する性格だと語る三上。自分の信念を信じ、行動を加速させていきます。自分の長所を生かした仕事で、会社に価値を残すために、転職活動を開始しました。

三上 「『成長過程にある会社』『自分の長所を生かせる仕事』という 2軸を決めて仕事を探していました。成長過程にある会社を重視した理由は、自分が会社の成長に貢献できていると実感しやすいからです。


また、もともと考える仕事は得意だったので、数字を見て考え、 PDCAを回せる仕事を探していました。インターネット業界は若く、成長過程にある会社が多いと聞いたことがあったので、まずはそこを中心に見ていくようにしていましたね」


その中で広告運用コンサルタントという職種に出会い、自身の長所を生かせる仕事だと確信します。

三上 「広告運用のスキルを身につける上では、広告主側よりノウハウのある代理店がいいと思い、 成長過程にあるインターネット広告代理店を考えていました。いろいろな会社を見ていく中で、広告代理店はガツガツしたイメージがありましたが、 D2C Rは人柄や雰囲気がやわらかい印象を受けたので、自分の性格に合っていると感じて、入社を決断しました」

自分の価値観を信じ、働いていく

▲2019年現在

入社以降は自分の特徴を生かした仕事ができていると実感できているといいます。

三上 「入社前の軸に据えていたことは想像以上に実現できています。早いタイミングから全社の注力案件、とくに比較的新しい分野であるダイレクトレスポンス領域を担当させていただいていて、自分のパフォーマンス次第で会社の評判が変わるような状況に、やりがいを感じながら働いています。


また、広告運用という仕事も数字に向き合って仮説を立てることが必要で、自分の長所を生かしながら働くことができていると思ってます」


今後は社内でも考え抜ける広告運用コンサルタントを目指します。ただ、自身では考えているつもりでも、足りない点や考えが及ばないところがあるといいます。

三上 「自分の長所だと思っている『考える』というところで、甘い箇所があるのが一番悔しいです。なので、徹底的に考え抜いてロジカルに広告運用ができる存在になりたいですね。自分の専門案件・業種を極め、アウトプットの質を高めていければと思っています」

運用という一種の専門家として、自分のアウトプットに対して責任を持って取り組んでいきたい。営業がクライアントへの対応をしてくれていて、クリエイティブチームがクリエイティブに向き合い作成している中で、自分は運用というところで抜かりなく、価値を発揮していきたい。

そんな想いで仕事に向き合う三上の目に、迷いはありません。意思を持って働くこと。自分の時間・労力の使い方に自覚的であること。就職活動当時諦めていた、自分を生きるということをあらためて始めていく。

他人にどう思われるかに関わらず、自分の想いに対して率直であることを大切に。三上は、一度遠回りしたがこれからは自分の意思を信じ、決断していく。D2C Rを大きく飛躍させていくのは彼なのかもしれません。

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