やると決めたら、一直線――ひたむきに走り続けるコンサルタントの記録

2018年に株式会社Macbee Planetへ入社した原田佑太。入社からわずか半年で会社を牽引するほどの活躍をしています。その背景には、一心不乱に集中する自身の性格と、営業成績最下位からトップに上り詰めた前職の経験がありました。ひとつに集中してやり抜いてきた過去、奮闘した記録と現在の仕事に迫ります

“必死に遊んだ”からこそ今“必死に働ける”

▲幸せな“今”があるのはひたすら遊んだり、挫折したりした“過去”があったからです

遊ぶと決めたら、遊ぶ。働くと決めたら、働く。一度決めたことを一途にやり抜いて結果を出してきたのが、Macbee Planet 第1コンサルティング部のマネージャーを務める原田です。

2018年11月末にMacbee Planetへ入社し、現在では会社のキーマンとして仕事に没頭していますが、学生時代は“とことん遊ぶ”ことをモットーに過ごしていたと話します。

具体的な将来の夢を持っていなかった高校時代の原田は、当時現役で地元九州の大学へ進学する予定でした。しかし、東京の大学へ進学する予定の友人たちの楽しそうな姿に感化され、1年浪人して東京の大学へ行くことを決意します。

ところが、上京した大学では何かを学ぼうという意識はほとんどありませんでした。

大学を卒業して社会人になったら、40年以上働き続けなければならない。だったら大学の4年間は、とことん遊んでやろう。そう考えた原田は、稼いだアルバイト代をすべてつぎ込んで遊び倒しました。

特に没頭していたのが、仲間たちとの旅。テレビ番組「水曜どうでしょう」の企画にならい、サイコロを振って出た目の場所に旅をするなど、大学4年間でできる限りのお金と時間を費やしました。

原田 「今社会人として必死に働けるのは、大学4年間であれだけ遊び、後悔がまったくないからですね。本当にとことん遊んだので、もういいです。もう大学生に戻りたいとも思わないですね」

これでもかというくらい遊びながらも、最後の1年で奮闘し4年間で無事大学を卒業。ひとつのことに没頭しやすい自身の性格を考慮し、大学3年の12月から大学4年の4月までは、アルバイトも遊びも辞めて就職活動に専念しました。

原田 「週刊少年ジャンプが好きということもあり、出版社をいろいろと受けましたね。あとは、孫正義さんの講演を聞いて“これからはWebだ”という主張に感化されて、Webのベンチャー企業もいくつか受けました。

出版社とWebのベンチャーは対極にあるようですが、モノづくりがしたいと考えていたので、その点では共通していました。出版社でデジタルコンテンツづくりに関わったり、Webのベンチャー企業でエンジニアになってモノづくりをしたりしたいと思っていました」

結局、1500名ほどの社員がいるWebの会社へ就職することになった原田。しかし、エンジニアになってモノづくりに携わりたいという想いとは裏腹に、入社後は別の道へ進むことを余儀なくされます。


急成長の転機はプライドを捨て何もできない自分を認めたこと

▲大学時代の友人との1枚。彼らとの濃い時間を経て社会人になった。

新卒入社した会社はグループ一括採用だったこともあり、入社した後3カ月間の研修によって適正が判断され、配属先が決まるスタイルでした。そのため、エンジニアとしてモノづくりに携われるとは限らなかったのです。

そこで原田は社長面談で、Webの事業部に入りたいと強く主張。晴れて希望どおりの部署に配属されましたが、エンジニアよりも営業で芽が出るタイプだと諭され、仕方なく営業を担当することになりました。

Webの事業部といっても、営業方法はかなりのアナログ。新規開拓のために電話でアポイントを取り、筆で手紙を書き、飛び込み営業する日々が続きました。

入社してから半年間、渋々営業の仕事をしていた原田の営業成績は常に最下位。大学では遊びながらもサークルの代表を務めて何事も問題なくこなしていたので、社会人になるまでは最下位というポジションに縁がなく、プライドが打ち砕かれました。

原田 「自分ができなさすぎて本当に辛いと思いましたが、あるときふと“なんで当たり前にできると信じていたんだろう”と思いまして。むしろ、最初からできることなんて何もないじゃないかと考えたんです。

そこからは変なプライドを持たずに、先輩後輩問わず何でも聞くようになりました。そこからどんどん営業成績が伸びて、部長や課長までも追い抜くほどになったんです」

自分ができないことを認め素直になったことで、一気に営業成績を伸ばした原田。その背景には自分の頑張りだけなく、自分を理解したうえで接してくれた上司の存在がありました。

原田 「僕はすごくあまのじゃくな性格なので、管理されるのが嫌なんです。当時の上司はそれをわかったうえで割と自由に働かせてくれたので、働きやすい環境を整えてくれたことにすごく感謝しています。

上司に助けられたからこそ結果を出せたと思っていますし、自分もそんな上司になりたいと思っていますね」

入社してから4年9カ月間営業を担当しましたが、後半はほぼ放し飼いの状態に。決められた営業成績を達成するというミッションをクリアしていれば、とやかく言われることはありませんでした。

そんな一見居心地の良い環境で営業を続けていましたが、あるとき原田に転職の機会が訪れます。

出世コースからベンチャーに 無我夢中で働ける会社へ転職を決意

▲前職の同僚とは今でも変わらず良い付き合いが続いている

4年以上働いた時点で、新卒入社した会社にひとつも不満はありませんでした。営業成績を達成していればある程度自由に働くことができ、給料も3カ月ごとにアップ。さらに、仕事の感覚を掴んで効率的に進められるようにもなっていました。しかし、だからこそルーティンワークになってしまっていると感じたのです。

原田 「仕事に慣れたことで、こうやって営業すれば月ごとの成績が達成できるとある程度わかり、こなれている感じが出てきたんです。成績を上げたことで会社の出世コースにも乗っていましたが、ここから役職を目指したい、偉くなってマネジメントに携わりたいというマインドが持てなくて。

会社に不満はありませんでしたが、自分が会社を楽しめなくなっていると気付いたんですよね」

そんななか、知人の紹介でMacbee Planetの社員と会う機会がありました。強く転職を意識していたわけでもなかった原田は、当時取り扱っていたWeb商材を売ろうという気持ちで会うことに。そこで社員と話をしたところ「代表に紹介したい」と言われ、代表取締役の小嶋 雄介とも会うことになりました。

小嶋と会うときも、原田は商材の販売につなげようという気持ちで臨みました。しかし商談が進む前に、代表の小嶋から直々に「うちの会社へ来てほしい」と誘われたのです。

当時のMacbee Planetでは営業担当者がいなかったため、代表の小嶋が自ら営業している状態でした。そこで、小嶋の営業案件を引き継ぐことができ、さらに新規開拓の営業もできる人財を探していたことから、原田が勧誘されたのでした。

原田自身も、2015年に設立したばかりで環境が整っていないMacbee Planetに魅力を感じました。新卒入社時のように無我夢中で働く経験を若いうちにもう一度したいという想いもあり、転職を決意します。

とはいえ会社で良い成績を出していた原田は、上司から引き留められました。6カ月間ほど引き留めが続きましたが、一度言い出すと折れない原田が粘り勝ち、退職が認められることに。

原田 「きちんと話して円満に退職できたので、前の会社とは今でもつながりがあるんです。Macbee Planetが前の会社に仕事を発注しているので、当時の上司と毎日ビジネス上のやりとりをしています」

こうして原田は転職を決め、第2の道を歩みはじめたのでした。

営業スキルを活かしながら、念願のモノづくりにも携わるように

▲会社から絶大な信頼を寄せられる存在になった原田は、イスラエル視察のメンバーに選抜された。(後列左から4番目:原田)

Macbee Planetへ入社してからは、当初の予定どおり社長が持っていた営業案件を引き継ぐとともに、新規開拓の営業も担当している原田。前職時代に身につけた営業スキルは、現在の業務でも活かされています。原田が考える営業の極意は、“徹底的に聞く”ことです。

原田 「お金をもらって仕事を任せていただくからには、プロとして目に見える価値を提供すべきだと思っているんです。だから最初の営業ではウザがられてもいいから徹底的にヒアリングをして、2回目以降に課題解決のための提案をさせてもらいますね」

そしてただの御用聞きになるのではなく、クライアントと対等な立場でいようと心がけています。

原田 「前職時代、商談中に寝かかっていた社長がいらっしゃったので、思い切って提案書を破り、先方が驚かれているあいだに聞きたいことを全部聞いたことがあります。

営業という立場ながら、現状をより良くするためのパートナーのような存在でありたい。だからこそ時間を作っていただいたクライアントとは真剣に向き合いたいと思っていますね」

勇気を振り絞った行動でクライアントの課題を聞き出した原田。今は流石にこんな突拍子もない行動はしないと笑うが、クライアントと真剣に向き合うパートナーでいようとするスタンスは変わりません。

転職後のMacbee Planetでは、クライアントに寄り添う姿勢は変わらず持ちながら、営業以外の業務にも携わっています。なんと、就職活動をしていた頃から憧れていたモノづくりにも関わる機会を得られたのです。

原田 「会社のPRや職場環境改善ミーティングなど、あらゆることに関わらせてもらっています。モノづくりについてはエンジニアと新規の商材開発について話し合っている段階なので、今後進めていければいいですね」

そして今後は、会社がどのように動いているかを経営に近い視点で見てみたいという願望があります。

原田 「せっかく規模があまり大きくない、一人ひとりの距離が近い会社に入って社長の近くで働いているので、会社の動きを知りたいんです。そしていずれは、“原田に任せておけばなんとかなる”という立ち位置にいられるようにしたいですね。

役職へのこだわりはまったくないんですが、願望を叶えるために役職が必要であれば、目指したいと考えています。今は代表と一緒にいる時間は長くても、経営に関しては無力なので、今後は経営にも携わり、会社の抱えている課題を解決できるような人間になれればいいなと思いますね」

これまでの経験を活かしながら、新たな希望を見つけて挑戦を続ける原田。

これからもひたむきに、自身が決めた道を歩んでいきます。

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