原体験は高校時に投稿した動画のバズり経験!運営チャンネルを陰から支える大黒柱

2019年現在、ナオ社で運営しているYouTubeチャンネルは7チャンネル。その運営を担当するOwned Media Department.の責任者である及川晃治は、まさにチャンネルの肝を握る存在です。創業間もないナオ社に入社した及川は何を見てきて、この先、何を目指すのでしょうか。

バズった動画の内容は言えません

▲前職での及川
及川 「本格的に動画の世界に興味を持ったのは高校 1年のときに動画を投稿したのがきっかけですね。その動画がたまたまバズって調子に乗ってのめり込んでいきました」

そのバズった動画の内容については秘密という彼ですが、動画制作のチームを率いる及川の原点がこのバズり体験であることは間違いありません。

動画を投稿しようと思った理由については、今となっては定かではないと振り返りますが、元々の性格上、思い立ったら即行動するタイプ。それまで視聴がメインだった動画の世界にインスピレーションを感じて行動を起こしました。

その後、独学で動画を学びながら、大学の情報メディア学科に進学した及川はそこで本格的にエフェクターや映像を学ぶようになり、卒業研究でも映像を課題とした研究に取り組みます。

就職活動においてもゼミの先生に映像関係の仕事を紹介してもらいながら自らも探していく中で、県が運営するインターネット情報番組の制作会社に就職することとなりました。

2019年現在、ナオ社内で映像制作に関する技術力や知識には定評のある及川ですが、カメラ技術など収録・映像・配信に関する基礎はこの1社目の会社でみっちりと鍛えあげられたものなのです。

及川 「県の情報を配信する番組だったので県のどこかしらでイベントや祭りがあればロケに行くし、スケジュール次第で翌朝までに配信しないといけないものがあれば徹夜で編集したり、事務所で寝泊まりしたりすることも多々ありました」

現場で実践的に身につけた武器である「制作の流れや動画配信のノウハウ」は今でもしっかりとナオ社で生かされています。

創業間もないナオ社へ

▲Owned Media Department. マネージャー 及川晃治

こうして現場でノウハウや技術を学びながら着実に成長を続け、2年が経とうとしていたときにある人物から電話がかかってきます。その人物は1年目に一緒に仕事をしたディレクターであり、先にナオ社に入社していたメンバー。さらにゴー☆ジャス動画の立ち上げメンバーでもありました。

及川 「よかったら見にこない?と電話がかかってきて、まあ 1回見学してみるのもいいかといったノリで見学に行きました。その後、挨拶程度に代表の西尾敏夫と話をしたら、履歴書持ってきてる?って言われて。奇跡的に持ってきていて見事採用されました(笑)」

当時、ナオ社のメンバーは代表の西尾を含め、たったの5名だけ。ゴー☆ジャス動画も当時はまだ立ち上がったばかりという状況で、撮影現場を見学した感想も「すごい環境でやってるなー」というのが本音。お世辞にも決して恵まれた環境ではありませんでした。

そんな“すごい環境”だったナオ社に及川はなぜ入社を決めたのでしょうか。

及川 「たしかに、そのまま前職に残ることで何かしら得られていたとは思いますが、 2年間で学んだことを生かしてチャレンジしたい、自分を試してみたいということの方により魅力を感じました」

この状況を逆にチャンスと捉えチャレンジすることを選んだ及川は入社を決意し、2014年11月に入社しました。それからはとにかく人数が少ない中、毎日配信という業務をこなすために動画の編集、撮影、技術周り、またゲーム選定やディレクション、制作周り全般をなんでもこなすようになっていました。

無我夢中で取り組む日々

▲スタジオでセッティングする及川
及川 「とにかく忙しかったですね。無我夢中でやっている感じでした」

及川は当時をそう振り返ります。収録・配信をしながら、整っていない配信環境や機材が足りないといった状況を整えていく毎日でした。

翌年には自社スタジオも完成し、さらにゼロイチが加速します。他の数名のスタッフとスタジオに移動して常駐し、機材を買い足して充実させ、何もない状態からスタジオをつくり上げていきました。

こうしてがむしゃらに走る毎日で、少しずつ制作スタッフは増えていき、いつしか及川がスタジオの技術周りを仕切るようになっていきます。徐々に責任を負う立場へとステップアップしていったのです。

また、同時にゴー☆ジャス動画を中心にチャンネル登録者数もどんどん右肩上がりで増え、運営チャンネルも増えていきました。

及川 「色々な要望に応えるために試行錯誤を繰り返していました。それでも、東京ゲームショーでは機材が足りなかったり、照明がおろそかになったりと、トラブルとはいつも隣り合わせでしたね。なので、常に『配信を安定化させて収録環境で事故らないように』ということを意識して取り組んでいました」

応用を利かせるのが得意な及川は、そのような状況も手持ちの機材だけで臨機応変に対応。こうしてトラブルを解決していくうちに及川の社内での信頼も上がっていきます。一目置かれる存在となり、2019年にOwned Media Department.のマネージャーとなりました。

マネージャーとしての今、そしてこれから

▲東京ゲームショーでカメラを巧みに操る及川
及川 「実際にマネージャーになってみると、現場でチャンネル運用などを無我夢中でやっていた頃と一味も二味も違いますね。考えることが大変です。いまだにうまくやれていないです」

YouTubeチャンネルの運営というある意味特殊な事業をやっているチームということもあり、そのチームを率いる大変さは計り知れません。それでもターゲットを明確にし、データを元に要因を探り、運任せではなく着実に積み上げていくことを自分自身にもメンバーにも徹底しています。

しかし、どんなに忙しくても及川が一貫して意識しているのは「自分よがりではなく『人を楽しませるために』『人がどうやったら喜ぶか』を考えること」です。

最後にOwned Media Department.としての今後についてはこう話します。

及川 「今はまだまだ土台づくりの段階ですが、ナオ社として総合的にプロモーションができる会社であるために、製作チームとして絶対にミスはできません。これからは『プロモーションのことをナオ社に頼めばなんとかしてくれる』というような認知が広がっていくようにするために、自分たちはプロのクリエイター集団になっていきたいですね」

及川が率いるこれからのOwned Media Department.の可能性は、まだまだ無限に広がっています。

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