「双子の母」と「エンジニア」を両立できる環境に感謝しています

23歳で待望の双子を出産した神﨑公美(こうざき・くみ)。子どもが3歳になったのを機に仕事に復帰するも、育児との両立に苦労していました。しかし2015年、30歳で入社したスタッフサービス・エンジニアリングで理想の環境に出会い、今はエンジニアとしての自分の成長まで考えるようになっています。

親に楽をさせてあげたくて、手に職をつけられる工業高校に進学

▲工業高校時代に出会った大切な仲間が、今も支えになっています

エンジニアとしての私の出発点は、工業高校に入学したことでした。

家庭があまり豊かではなく、大学進学が難しいことはわかっていました。だから高校受験では就職を意識して専門性の高い商業・農業・工業系を志望。最終的には就職率が高く、家からも近い工業高校へ進学したんです。

いざ入学してみると、新入生約160人の中で、女子は私を含めてたったの6人。工業高校は男子が多いというイメージはあったけれど、それにしてもすごい男女比ですよね(笑)。

ただそこで出会った5人とは、すごく仲のいい友達になれました。一緒に硬式テニス部に入ったり、みんなで危険物取扱者や電気工事士の資格取得のために勉強したり。いまでも誰かが声をかければ、すぐ集まれるような関係が続いています。

このように友人に恵まれ、勉強に部活にと、高校生活は非常に充実していました。しかし就職活動をする段階で想定外のことが発覚しました。「工業高校の就職率が高い」のは、男子に限ってのことだったんです。女子の門戸は非常に狭く、入社試験を受けられたのも4社のみ。その中でなんとか内定をもらえた、電設資材の会社に就職するしかありませんでした。

そこでは資材の配達や店頭販売に関する仕事だけでなく、営業に出かけることもあり、とにかく業務の幅が広く、社会人1年目の私にとっては、覚えることが多くとても大変でした。

また、就職先は家から片道1時間半。少しでも睡眠時間を確保するため、自腹で都市高速に乗って通勤していました。その上初任給も安く、だんだんと働くことがつらく感じるようになっていったんです。それでもできるところまで続けようと頑張ったのですが……。

同期の中では一番最後まで残りましたが、4カ月が限界でした。

アルバイト生活、結婚、出産、離職、復職……、目の回るような20代

▲人生って本当に不思議です。自分が双子の育児とエンジニアを両立しているんですから

高卒、しかも4カ月で退職した私に、好条件の転職は困難でした。仕方なくガソリンスタンドでアルバイトを始め、途中からは部品メーカーで製造や部品発注の仕事もかけ持ちするようになりました。

しかしダブルワークは体力的にも負担が大きく、常に疲労が抜けない状態で、またしても働き方に不安を感じ始めていました。

そんなとき、仕事で大きな転機が訪れました。部品メーカーで工業高校卒の経歴を買われ、CADでの設計補助を任せてもらえるようになったんです。それをきっかけに「モノづくり」の楽しさを思い出し、仕事は部品メーカー1本に絞りました。

その後、さらに人生の大きな転機を迎えます。今の夫と出会い、結婚したのです。私には「結婚したなら早く子どもが欲しい」という気持ちがありました。

でも当時は2時間の固定残業があったため、「早く帰路につける」ことを最優先に運送会社に転職することに。仕事は倉庫内でPCの初期設定、就業時間は16時半まで。そのようにして生活リズム等を整えることで、念願の赤ちゃんを授かることができました。

はじめは産休を申請し出産後も働き続けるつもりでしたが、なんとお腹に双子がいることが判明。退職し、その後は育児に専念しました。そして子供たちが3歳を迎えた頃、保育園+実家の協力でようやく復職の目処が立ったのですが、ここでも転職活動は難航しました。「育児と両立しながら前職のCAD経験も生かしたい」という希望をかなえようとすると、正社員での就職は難しく、選択肢は登録型の派遣しかありませんでした。

派遣先は大手電気メーカーで、希望通り設計補助の仕事でした。4年半ほど勤務しましたが、やっぱり登録型派遣は時給制だし、いつ契約終了になるかわからない……。と、30歳にして再度転職を考えるようになりました。

スタッフサービス・エンジニアリングで想像以上のスキルアップ

▲かなりわがままを言ったのに、その希望がほとんどかなったのには驚きました

そして出会ったのがスタッフサービス・エンジニアリングでした。

最初は前職と同じような派遣会社かと思っていましたが、実は全然違っていました。スタッフサービス・エンジニアリングで正社員雇用され(※無期雇用派遣)、配属先のプロジェクトに参加するという働き方で、もちろん月給制。しかも配属先の選択肢が豊富で、勤務地や仕事内容まで選べるというのです。

配属先の希望については、子どもとの生活を最優先したいから家の近くで残業なし、CADのスキルを伸ばせるモノづくりの仕事で、と……かなりワガママを言いました。すると本当に家の近くの大手電気メーカーを紹介してくれたのです。しかも産業用ロボット開発という最先端のプロジェクト。職場見学に行ったときには、もうワクワクしました。

その配属先で2015年10月の入社から現在まで4年近く働いていますが、今では3DCADでの図面作成もできるようになり、仕様打ち合わせ、部品手配、マニュアルや社内基準の作成なども任せてもらえるまでになりました。30歳を過ぎてから、こんなにスキルやキャリアを積めるなんて、思ってもみませんでした。

働くママとしてさらに視野を広げ、キャリアアップしていきたい

▲仕事と家庭の両立がより人生を豊かにしてくれる。私はそう思っています

最初の数年は配属先での「モノづくり」に夢中でした。でも最近は「広域ユニット活動」にも参加しています。これは年4回、様々な配属先にいるスタッフサービス・エンジニアリングの社員が集まって意見交換や交流を行う場です。同じ配属先に長くいると視野が狭くなりがちですが、こういう場に参加すると考え方の幅が広がり、エンジニアとしての深みも増すような気がします。

またスタッフサービス・エンジニアリングでは、スキルアップ講座の受講に2万円、関連書籍の購入に5000円を毎年補助してくれるなど、支援制度も充実しています。私もまだまだスキルを磨きたいと思っているので、これらを利用しない手はありません。

そして社内や配属先では、子育てしながら働き続けることへの理解がますます深まってきています。万が一、夫が転勤になった場合でも、自分も異動申請を出して同じ地域に行くことだってできます。だから私はこれからも、スタッフサービス・エンジニアリングで働き続けるつもりです。

子育ては本当に大変です。でも育児一辺倒にならず、母親がちゃんと社会の一員として働き、広い視野を持つことは、子どもにもいい影響を与えると私は思っています。もし迷っている人がいれば、「スタッフサービス・エンジニアリングなら無理せず両立できますよ」という言葉を贈りたいですね。

関連ストーリー

注目ストーリー