多くの技術に携わりたい──20卒エンジニア、内定者アルバイトが語るSIerの実態

2020年4月からエンジニアとしてテックファームに入社予定の奥西慶太。内定後、アルバイトとして勤務しています。SIerのイメージといえば、堅い、きついなど……実際のところはどうなのか?実際に働いてみることで感じられる、SIerの実態からテックファームの選考まで、彼が経験を通してお伝えします。

PCとの出会い

▲来年2020年4月入社の奥西慶太

2020年4月、新卒でエンジニアとして入社予定の私は、2019年5月から内定者アルバイトとして週3でテックファームに出勤し、プロジェクトに参加しています。

僕が初めてPCに触れたのは、小学6年生のころでした。

きっかけは、父親からのプレゼントです。「これからはPCが使えないとダメだぞ」と言われたことを覚えています。

初めて触ったPCはWindows Vistaで、起動に20分くらいかかってしまう重たさで……。なんとかして起動を早く、軽くすることはできないのだろうか?と思って、自ら調べていくうちに、最初はハードウェアに興味を持ちました。

中学生時代には、趣味でデスクトップパソコンを自分で組んでみたことも。そのため高校に進学してからも簡単なプログラムを組むことをやっていたので、技術面に関心がありました。

PCとの出会いは、その後の進路にも影響を与えました。小中高とPCに触れてきて、大学では情報系に進学できたら良いな、と考えるように──。

せっかくならばプログラミングだけではなく、CG、画像処理の授業も受けることができる大学に進学したいと思っていました。そこで、その条件に合致した東京電機大学 未来科学部に進学を決めます。

大学に入学してからはプログラミングが好きな友人が多くいました。そのような環境にいたことから、将来はエンジニアになるのかな、と漠然と考えていたんです。周りの影響を大きく受けていたのかもしれません。

大学2年生になると、IT企業でアルバイトを始める友人もいたのですが、私はドラッグストアで接客のアルバイトをしていました。

昔は、道で話し掛けられることも多くあったので、知らない人に話し掛けられても物怖じすることはありませんでした。なので、ドラッグストアのアルバイト先でも常連さんのおじいちゃんおばあちゃんと世間話をしたり、携帯の操作方法の相談を受けたりと、業務と関係のないところでもお客さんと触れ合っていましたね(笑)。

ドラッグストアでの仕事は、接客が好きだったこともありますが、役に立っていると実感でき、また感謝されることが嬉しかったですね。

2019年現在もテックファームのアルバイトをしながら、ドラッグストアでの勤務を続けています。

大きな裁量を求めて、「設計から携われる会社」へ

▲アルバイト中の奥西。先輩社員とも気軽に話すことができる

就職活動を意識し始めたのは、大学3年生の夏休みからです。

初めて行った企業では、2週間のインターンに参加しました。そのときの業務内容は社員と一緒に仕事するというよりも、インターン生にテーマが渡されて、インターン生のみでのワークがメインでした。

実際の業務に携わったわけではなかったので、正直、そこで働くことのイメージはできなかったですね……。

ただ、そのインターンをきっかけに、IT業界に興味を抱くようになりました。そしてIT業界や関連する会社の業界研究を進めていくうちに、IT業界にも範囲や領域があるのだと知ることに。

将来、どんなことがやりたいのか考えていく中で、「設計から関われる会社」に行きたい気持ちが強くなりました。

インターンでは、言われた通りにつくっていくよりも、つくっている中で、こうした方がいいんじゃないのかと思うことがあって。そのため、「設計から関われる会社」の方が、より良いものがつくれるのではないのかと思ったんです。

選考では自社サービスも、SIerもどちらも受けていましたが、SIerのほうが興味は大きかったです。

「どっちが良い、悪い」ではなくひとつのサービス・技術になってしまうと、知識が偏るのではないかなと考えていました。僕は、できれば多くの技術などに関わることの方がおもしろいと感じていましたし、将来はフルスタックエンジニアになりたいと思っていたので。

あと、僕個人的には、私服勤務も重要ポイントでした(笑)。

実は就職活動のときから、私服で選考に行ける会社ばかりを選んでいたんです。

というのも周りの友人から、「真面目」と言われることが多くて。やるべきことにしっかり向き合おうというスタンスなので、対外的にはそういう評価になってしまうんですかね……。だからまじめな上にスーツで働いたら、もっと堅く思われてしまうんじゃないかと思ったんです。

これらの基準をもとに、就職先はWantedlyで探していました。

友人がWantedlyでエンジニアインターンを探しているのを見て、エンジニアならWantedlyで探せるかなと考えたためです。

そこで見つけたのがテックファームでした。多くの求人の中で、テックファームが印象に残っていたのは、若い社員が笑顔でいた写真ですね。採用サイトに掲載されている写真から、明るい社員が多そうだったので、話を聞いてみたいと思いました。

自分らしくいられる自由度の高い環境

▲Wantedlyで見つけた、テックファームの先輩たち

テックファームではプロジェクトに企画設計の段階から参画でき、さらには開発にまで携われる──つまり僕の探していた設計から関われる会社でした。加えて、さまざまな業界のクライアントと関われること、そして課題によってアウトプットするモノが、WEBだったりアプリだったり決まっていないことに、魅力を感じました。

そして実際に選考を受けていく過程で、僕は多くの衝撃を受けました。何よりテックファームの選考で一番驚いたのは、スピード感です。選考は、テックファームを入れて10社程度受けていましたが、会社説明の日程調整から、面接日程、結果の連絡まで、とにかくスピーディーでした。

会社もスピード感がある、とは聞いていました。しかし、通常の新卒採用では、面接から結果まで1週間かかることも多かったので、選考までスピーディーだとは、いい意味で驚きました。

初めて人事の方とお会いしたときも、多くの人数がいる説明会ではなく、1対1の個別の面談で、場所は会議室ではなく、社員みんなが働いている執務室で、会社案内をしてくれたのです。

そこではオープンスペースで立ったまま活発に打合せしたり、フリーアドレス制の席があったり、寝ている社員がいたり(後から知ったのですが、パワーナップという、勤務時間中15分睡眠がとれる制度の利用中でした)、休憩室でひとりで作業されている方もいたり……。あとは仕事中でもイヤホンを付けている方もいましたね。実際に社員が働いている環境を見て、ずっとパソコンに向かっているのではなく、とても自由度が高いと感じました。

選考も、エンジニアの方とお話することが多く技術的な会話も多かったので楽しく会話できていたと思います。最終面接は役員が3名で、1名ずつ出てくるパターンでした。全員並ばれる企業もあったのですが、役員の方それぞれとひとりずつ行う最終面接は、テックファームが初めてでしたね。

テックファームへの最終的な決め手は、結局自分の中で、しっくりきたという感じでしょうか。内定をいただいてから、承諾するのに時間はかかりませんでした。

そして、内定者でもアルバイトができることを知り、会社からもやってみないかと声を掛けてもらい、今年2019年5月から実際にアルバイト社員として入社しています。

技術の幅だけでなく、同時に、常に最新技術を顧客へ提供したい

▲内定者懇親会で同期のメンバーと一緒に

選考中と入社してからで、会社に対する大きなギャップはありません。

実際に、今プロジェクトに参加していて、出勤した日は社員と一緒にMTGすることもありますし、一部コーディングも任せてもらっています。アルバイトという立場でありながらも、社員に交じって実践的な業務に挑戦できる環境にあります。

また開発モデルについても、ウォーターホール型開発ばかりが行われているとも思っていました。しかし今関わっている案件はアジャイル型での開発がされており、変更などに柔軟に適用しています。

アルバイトでありながらも、社員の方と仕事をしているのが現状です。しかし社員の方がいないときもあるので、Slackでコミュニケーションを取ることも多くあります。そのようなときに、ニュアンスをうまく伝えるにはどうしたら良いか、相手に伝える文章に今は気を遣いながら取り組んでいるところです。

学生のころからプログラミングに関わる機会は多くありました。しかし、学生のころと今では大きく異なる点があると考えられます。学生のときに、自分で好きにやっていたプログラミングと違うなと思うことは、自分のコードに責任を持つこと、でしょうか。

今の仕事では、誰が見てもわかるようにし、携わっているものがいろいろな人に利用されるのだという責任があります。

プレッシャーでもあり、新しい挑戦でもあるので、とても刺激になっています。

僕自身、マネジメントに興味があるのか、技術のスペシャリストになるのか、まだ迷っています。しかしながらどちらにせよ、たくさんの技術を吸収して、身につけていきたいです。

いつか、上司から「奥西に聞けば大丈夫」と言われ、会社の人からの信頼を得ることが目標です。

そして、技術だけではなく、最新の技術をもって、世の中に役に立つサービスやモノを開発していきたいですね。

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