結婚したら仕事を辞めなきゃダメ?綜合キャリアだからできた異動という選択

2019年12月現在、求人広告プランナーとして活躍するのは、結婚を機に東京へ異動した女性社員です。約2年前、長野から新宿に引っ越すのにともない、職場を長野オフィスから新宿オフィスに移しました。

越 「夫がもともと東京で働いていたため、『結婚したら東京に行かなきゃいけないな』とは思っていました。でも、当時は東京に現在の部署の拠点がなかったので、辞めるしかないと考えていましたね。今の仕事が好きだし続けたい気持ちはあるのに……。葛藤して悩んだ時期がありました」

越は求人広告プランナーとして、東名阪を中心としたオフィスワーク向けの広告を主に担当。女性の求職者をターゲットにした等身大の広告やキャンペーン立案を得意とし、着実に成果を上げていました。2018年度には前年比顧客数112%増に対して大規模な募集広告を展開し、スタッフ数115%増を実現しています。

越 「迷い考え抜いた末、その想いをリーダーに相談しました。そしたら『だったら働く拠点を移せばいいよ』とありがたいお言葉をいただいたんです。場所は変わっても今のお仕事を続けられることが本当に嬉しかったですね。夫も『しっかりサポートしてくれる良い会社だね』と言ってくれました」

入社当時から結婚願望があった越。ちょうどそのころに新婚の先輩を見ていたこともあり、仕事と家庭の両立への憧れも抱いていました。

越 「子どもも欲しいなと考えています。そうなったら、復帰後は時短で働かせていただくと思うので、そのためにも今はフルタイムでいろいろなことに挑戦したいと思っています。
東京で環境が変わり、さらに家庭との両立もとなると簡単ではないですが、結婚後もフルタイムでバリバリ働いている先輩方もたくさんいるので自分にもできるはずだと思いました」

仕事に対してとても前向きにとらえていますが、両立や環境の変化は不安をともなうものでもあります。越にも思っているところがありました。

越 「ずっと実家暮らしだったので、家事とかちゃんとできるのかなとか、満員電車大丈夫かなとか(笑)。もちろん不安はありました。でも、仕事に関しての不安はあまりなかったです。打ち合わせなどで度々出張もしていたことが影響しているのかもしれません」

離れた距離はコミュニケーションで埋める。細やかなやりとりで常に理解を

異動による業務内容の変化はありませんでしたが、仕事環境は大きく変化しました。

越 「新宿オフィスには求人広告を見て応募した方へ仕事案内を担当する部署があります。長野で勤務していたときは電話でのやり取りが主でしたが、今は直接顔を合わせて話ができます。広告がどんな反応だったのかなど、情報共有がよりスムーズにできるようになりました」

一方、不便になってしまった点もありました。これまで一緒に業務を行っていた同じ部署の仲間と離れてしまったことです。

越 「現在は契約社員 5名と実務を行っていますが、長野と東京で離れている状況なので、連絡をまめに取ることを意識しています。たとえば、毎朝フェイスタイムをつないで 1日の業務の流れをみんなで確認したり、作成した広告の内容をみんなでチェックしたり。
画面越しではありますが、顔も見えるので一人ひとりの様子もそのときにチェックしています。朝礼夕礼や会議にはオンラインで積極的に参加して顔を見ることが大切です」

異動による変化を嘆くのではなく、オンラインツールの活用により克服しているのです。しかし、オンラインだからこそ気をつけなければならない点もあります。とくに業務をお願いする、つまり指示出しをするときは意識しなければなりません。

越 「やはり、オンラインでつながっているとはいえ、すぐ隣で業務をしているのとは違って、雰囲気を察してフォローすることができません。なので、指示に関することはメールで事細かに情報を共有したり、電話をしたり、 1日 10通以上は私からメールを送るようにしています。
対面でできない分、より丁寧な意思疎通が必要です。メンバーからも連絡をもらっていて、わからないときや、判断できないときはすぐ伝えてもらっています。
また、長野に出社する機会があれば、一人ひとりに声をかけ、相談しやすい関係づくりをしていくことも大切だと思っています」

もちろんプライベートも充実!工夫で防ぐ夫婦間のすれ違い

こうして日々全力で仕事に打ち込む越ですが、プライベートの時間はどう過ごしているのでしょうか。

越 「夫婦共働きで時間が合わないこともあります。だからこそ、あえてふたりで顔を合わせる時間をつくるようにしているんです。うちの場合、夕食は必ず一緒に食べるルールで、そこでいろいろな話をしています。あとは、休日が同じなのでふたりで飲みに行ったり!」

また、夫婦間でもめてしまいがちな家事についてもルールを設けていると話します。

越 「お互いがどこまで求めるのか、どこまでできるのかを共有しました。今は、料理は私がつくっていますが、洗い物とかゴミ出しは夫にやってもらっています。お互い働いているので、完璧は求めず、ある程度許容することも大切だなと感じていますね」

仕事と家庭、ともに意思疎通による想いの共有を大切にしている越。両立を図る中で、数々の工夫を施しているのです。

越 「工夫次第でだいたいのことは可能だと思います。私はとにかく時間を意識して、すべきことに対して逆算します。何時までにこれをやって、次はこっちでとか。優先順位を決めて時間割をつくっていくイメージです」

全国に拠点があるからこそできる、結婚に合わせた柔軟な転勤。その活用により充実した日々を過ごしています。ほかにも、越が活用した制度がありました。

越 「結婚にともなう特別休暇もいただきました。土日も挟んで 10日くらいです。夫と新婚旅行ということでハワイへ行きました。とても満喫できました!」

妥協せずに向き合う仲間がいる。互いに影響を与えながら成長できる環境

越は、自身が抱くSCGの女性社員への印象をこう語ります。

越 「たくましいというか、パワフルな女性が多い!自分が『こうしたい』『こうした方がいい』ということをちゃんと発信して体現しています。さらに、結婚・子育てしながら働いている先輩方はみんな、『結婚しているから』とか『子どもがいるから』といった言い訳をしないで妥協せず働いています。私もそんなかっこいい女性社員になりたいです」

今後、産休や育休を迎える可能性もある彼女だからこその視点です。また、将来家族が増える可能性を見越し、自身の業務を進めています。

越 「今のうちから自分の業務を “見える化 ”することも大切だと思っています。自分だけがわかるのではなく、みんながスムーズに業務を進められるように。育休明けに時短で働くときも来ると思うので、より効率的に働けるようスキルアップも大切です」

ライフステージの変化に合わせて、働く環境も変化した越。このようにこれまでを振り返った上で、最後にSCGについてこう話します。

越 「経歴とか社歴とか関係なく、手を挙げれば挑戦させてもらえる会社です。これまで『こうしたい』と発信して否定されたことがほぼないんですよね。環境、仲間ともにすてきな会社だと思います。
就職活動中だと、会社の規模、名前、職種などに目が行きがちですが、やはり大切なのは一緒に働く仲間です。一日の中のほとんどの時間を過ごす彼らのことを考えるのが大切なんだな、ととても思っています」

最高の環境と仲間の存在があるから、仕事に全力でコミットできる。異動を決断した過去を経て、ひとりの女性としても、社員としても輝く越は綜合キャリアの“活躍”を体現しています。