本業はニューヨークのプロの観光ガイド

▲タイムズスクエアさん。実物大の自由の女神の顔と一緒に

ロコタビは、ロコ(海外在住日本人)に観光案内やビジネス通訳、食事のアテンド、現地サポートなど、旅先で「したいこと」を自由にオーダーできる国内唯一の海外マッチングプラットフォームで、日本人のための海外タウン・コンシェルジュサービスです。2020年現在、ロコ登録者は5万人以上。カバーしている国は172カ国にのぼり、これは世界の国193カ国(国連加盟国)の9割近い数になります。

ロコに登録しているのは、旅行ガイド、通訳翻訳者、カメラマン、芸術家、現地法人のサラリーマン、会社経営者、海外駐在員、主婦、留学中の学生など、さまざまなバックグラウンドを持つ日本人です。そのため、「したいこと」のニーズに合わせてロコを自由に選ぶことができるのです。

今回ご紹介するユーザーは、ニューヨーク在住5年でロコとして大活躍するタイムズスクエアさん

普段はフリーランスで、観光・視察コーディネートや商談の通訳などをしています。ニューヨークで観光案内などをする場合に必要な「ニューヨーク公認ガイド」の資格も取得済みで、現地のエージェント10社ほどにも登録しています。

現地での仕事が十分にあるタイムズスクエアさんが、どうやってロコタビと出会って登録し、ロコ活動を始めるに至ったのでしょうか?

ユーザーの「楽しい」で、ロコタビにのめり込んだ

▲ニューヨークのシンボル、自由の女神像
タイムズスクエアさん 「ロコタビで活動を始めたのは、私が大好きなニューヨークの魅力をより多くの人に体験してもらって、私と同じくらいこの街を好きになってもらいたいと思ったからです」

と言いつつ、最初はロコタビに登録して個人で仕事を受けることに抵抗があったタイムズスクエアさん。友人の紹介でロコタビを知りましたが、何かあったときのバックアップ体制がないなど、エージェントに登録しているからこそ個人の責任部分に不安があり、また仕事が忙しく、登録を先延ばしにしていたそうです。

タイムズスクエアさん 「ある日少し仕事も落ち着いていたので、『とりあえずやってみよう』と登録し、ナイトスポットの案内を引き受けました。

せっかくやるなら、その人の好みに合わせたプランニングをしよう、と提案したんです。それがこんなにも『楽しい』と喜んでもらえるとは思っていなくて。この体験は、私がロコタビにのめり込むきっかけになりましたね」

タイムズスクエアさんは、臨機応変にプランニングを変更することもあると言います。

タイムズスクエアさん 「案内当日も、必要に応じて予定を変更しています。どんなにニューヨークでの時間を楽しみにしている方でも、観光当日の天候や、時差ぼけなどの体調に左右されることは珍しくありません。そこを配慮せずプラン通りに進めてしまうと、ユーザーさんに無理をさせてしまうので、当日の様子を見ながら無理なく楽んでもらえるスポットを案内するよう心がけています」

案内のため、情報収集も積極的に行っているタイムズスクエアさん。日頃から、インスタなどのSNSや情報サイトで、注目されているレストランや各所で行われているイベントをチェックしたり、また仕事が休みの日には、レストランの混みやすい時間帯や、イベントの盛りあがる時間帯、客層など、現地に足を運んでリサーチしたりしていると言います。

タイムズスクエアさん 「これは仕事に生かすというよりも、私の趣味の一環なんですよね。とにかく私はニューヨークが好きなので、その街の新たな魅力を知れることが嬉しくて。だからロコタビを含め大好きなニューヨークを案内するこの仕事は、私にとって天職だなと思っているんです」

街の魅力や通な場所を開拓し続けて、楽しさを実感

▲マンハッタンの夕景

ニューヨークの魅力を開拓し続けているタイムズスクエアさんは、隠れ家スポットの案内も得意です。

タイムズスクエアさん 「そういう『通な場所』にもお連れしていますよ(笑)。私はロコタビで『案内なしでは絶対に行けない!ニューヨーク隠れ家バーでのゴージャスでレトロな体験ツアー!』というプランを用意しているんですが、これはおそらくガイドブックに載っていないようなお店がほとんどだと思います。私自身も半年くらいかけていろんなお店を探し歩いたので。

アメリカには、お酒の製造や販売、消費を禁止する『禁酒法』が施行されていた時代がありました。しかしこの時代にも、政府にばれないようにこっそりとお酒を提供していたお店があって、その名残が現代のニューヨークに『隠れ家バー』として残っているんです。

そういったお店は、まず表から見える場所にはありません。だから、そこにたどり着くまでのステップもおもしろくて! たとえば商店の中にある電話ボックスで『あるダイヤル』を回すと、奥の扉が開きます。その扉の向こうに、レトロでゴージャスなバーが広がっているんです。

店内に飾ってある絵画のひとつが扉になっていて、その奥にニューヨーカーの中でも知る人ぞ知るフランス料理のお店がある、なんてところもありますよ」

ニューヨークを愛しているから、知らなかった場所を見つけるたびに街の楽しさを実感でき、そして自分の愛する場所を案内できるこの仕事がおもしろくて仕方がないと言います。

そんなタイムズスクエアさんが思う、ニューヨークの魅力とは──。

タイムズスクエアさん 「『いろんな方がいろんな目的で集まってくる街』であるところです。ロコタビだけでも、映像関係のお仕事や、物品の買い付けといったビジネス利用をされる方もいれば、記念日のサプライズのお手伝いや、女性の一人旅に付き添ってほしいといったプライベート利用の方もいらっしゃいます。こんな風にいろんな人が集まってくるのは、ニューヨークならではだなと。

また、『眠らない街』と言われるだけあって、昼間だけでなく夜も楽しめます。これまで海外のいろんな街に住んできましたが、こんなにも夜のエンターテインメントが充実している街はありませんでした。だから私も、ニューヨークのナイトスポットにはよく足を運びますし、ロコタビでもナイトスポット案内プランを用意しています」

好きなことから始めるロコ活動が、感動体験につながる

▲セントラルパーク内、ジョン・レノンに捧げられたストロベリー・フィールズ記念碑

事前の少ないやり取りの中でユーザーの意向をできる限りくみ取るよう努力していても、当日になってみないとわからないこともあります。

タイムズスクエアさん 「事前のやりとりは仮提案で、皆さんには当日の様子を見てプラン内容の変更もできるとお伝えしています。

たとえば事前の打ち合わせで『ジャズバーに行きたい』とおっしゃっていたユーザーさんがいたんですが、当日にいろんな話をする中で、実はナイトクラブに行きたいと思っていたことがわかって。そこから好みの音楽を聞いて、おすすめのナイトクラブを案内しました」

ユーザーの本音を引き出すためのコミュニケーションにも力を入れている、というタイムズスクエアさん。

タイムズスクエアさんのアクティブなロコ活動を支えているのは、“ニューヨークに来たからには、想像以上に楽しんで帰ってもらいたい。そして自分のニューヨーク愛を上回るくらい、この街を好きになってもらえたら嬉しい”という想いでした。

タイムズスクエアさん 「実際に別れ際に楽しかった思い出を振り返って泣いてしまう人もいるんですよ。そして私も一緒に泣いてしまうんです(笑)。そういうユーザーさんの楽しむ姿が、私のロコタビにおける原動力となっていますね。

だからニューヨークをとことん楽しみたい人は、ぜひ気軽にお声がけしてもらえればと。おひとりおひとりにあった、とことんオーダーメイドのプランをご提案します!時間などに制限があっても、その範囲内で最大限楽しめるプランを考えるのは得意です!」

これからロコとして活動を始めようと思っている方に、タイムズスクエアさんからのアドバイスです。

タイムズスクエアさん 「自分が案内するプランに自信を持つことが大切だと思います。

また、事前のやりとりがそのまま信頼関係にもつながるので、すぐに回答できなくても『〇時間以内に回答します』と返信はした方がいいと思います。私も返信のスピードや印象が良かったからと、依頼につながったことも多いので。

ロコとしての経験は、自分にとっても楽しい時間です。きっと思いがけない感動体験があるので、まずは自分が好きなことから活動を始めたらいいと思いますよ」

ロコタビの登録は無料で、プロフィールをカスタマイズしたり、得意分野や好きなことを自由にアピールできます。ユーザーのニーズとマッチして依頼につながれば、ユーザーにもロコにも楽しい時間と思い出となることでしょう。

これからも、ロコタビを通して、世界中で楽しい感動体験ストーリーが増えていくことに期待しています。